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歯の病気(虫歯) 
虫歯の進行を自力で止める1-1 ~知りたいことが全部わかる虫歯の基礎知識 ①  
虫歯の進行を自力で止める1-2 ~知りたいことが全部わかる虫歯の基礎知識 ②
虫歯の進行を自力で止める1-3 ~知らないとヤバい基本の方法 ①
虫歯の進行を自力で止める1-4 ~知らないとヤバい基本の方法 ②

虫歯の進行を自力で止める2-1 ~フッ素
虫歯の進行を自力で止める2-2 ~MIペースト
虫歯の進行を自力で止める2-3 ~アパガード
虫歯の進行を自力で止める2-4 ~パーフェクトぺリオ
虫歯の進行を自力で止める2-5 ~システマEX 口内殺菌のリスク【超重要】
虫歯の進行を自力で止める2-6 ~クリニカクイックウォッシュ
虫歯の進行を自力で止める2-7 ~乳酸菌(L.ロイテリ菌) 
虫歯の進行を自力で止める2-8 ~キシリトール

新説「虫歯は金属腐食である」①(虫歯の進行を自力で止める3-1)

新説「虫歯は金属腐食である」②(虫歯の進行を自力で止める3-2)

新説「深い虫歯も重曹で治る」① ~効く仕組み(虫歯の進行を自力で止める3-3)

新説「深い虫歯も重曹で治る」② ~唾液より重曹水が有利(虫歯の進行を自力で止める3-4) 

新説「深い虫歯も重曹で治る」③ ~虫歯の穴にも重曹が効く(仮説)〔1〕(虫歯の進行を自力で止める3-5)

新説「深い虫歯も重曹で治る」④ ~虫歯の穴にも重曹が効く(仮説)〔2〕(虫歯の進行を自力で止める3-6)

新説「深い虫歯も重曹で治る」⑤ ~治った実例(虫歯の進行を自力で止める3-7)

新説「深い虫歯も重曹で治る」⑥ ~効果的な方法と危険性・注意点(虫歯の進行を自力で止める3-8) 

新説「深い虫歯も重曹で治る」⑦ ~否定論の嘘(虫歯の進行を自力で止める3-9)

新説「深い虫歯も重曹で治る」⑧ ~重曹による虫歯の再生(仮説)〔1〕(虫歯の進行を自力で止める3-10)

新説「深い虫歯も重曹で治る」⑨ ~重曹による虫歯の再生(仮説)〔2〕(虫歯の進行を自力で止める3-11)

虫歯の進行を止めるのに失敗した実例 (キシリトールの誤った使用と歯磨きの不徹底)

虫歯の進行を遅らせた実例 (水でゆすぐ / システマEX / 乳酸菌〔L.ロイテリ菌〕タブレット)

虫歯の進行と痛みを止めた実例(システマEX / パーフェクトぺリオ / フッ素 / アパガード)

重曹うがいで虫歯の進行が止まり、痛みが治った実例

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生まれつきの軟便体質が劇的に解消した方法 ② ~実践の工夫と結果、および注意点 

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すぐできる薄毛・抜け毛対策 ② ~目を酷使しない 過度の飲酒を避ける 卵を摂る(1)
すぐできる薄毛・抜け毛対策 ② ~目を酷使しない 過度の飲酒を避ける 卵を摂る(2)
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加齢臭・ミドル脂臭を元から断つ!! ② ~ニオイを断ったオリジナルの方法

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アロマセラピーで認知症を改善できるか ② ~重度の症状も改善
アロマセラピーで認知症を改善できるか ③ ~効果が出ないときの対策と注意点

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アメリカ製のサプリメントは信用できるのか?


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[ 2037/05/13 11:04 ] その他 | TB(0) | CM(-)

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[ 2019/03/01 22:00 ] その他 | TB(0) | CM(-)

重曹うがいで虫歯の進行が止まり、痛みが治った実例

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ご注意 (必ずお読みください)

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ここから記事本文です。

虫歯(歯髄炎)の進行と痛みを止めた実例(システマEX / パーフェクトぺリオ / フッ素 / アパガード)の続きです。
 

1. 痛みの再発

 
システマEX、パーフェクトぺリオ、ジェルコートF、アパガードの併用で虫歯(急性一部性単純性歯髄炎)の自発痛の阻止に成功してから1年近く経った平成28年12月下旬のこと。再び同じ歯に自発痛が発生しました。
痛みの強さは前と同じ、軽いものです。

システマEXとアパガードは使い続けているのに、ちょっと厄介だと思いましたが、一度阻止に成功しているので今度も乗り切れるだろうと、前よりは幾分楽な気分で対応に着手しました。

ジェルコートFの使用を再開して、例によってシステマEX、アパガードとの併用です。それと、すぐにパーフェクトぺリオを注文し、到着すると、夜寝る前と朝起きたあとの洗口はシステマEXからこれに切り替えました。

すると、痛みは例のごとく数日間で消えました。一安心です。
念のため、パーフェクトぺリオは1ヶ月ほど使い、なくなるとシステマEXに切り替え、ジェルコートFとアパガードも使用を続けました。

ところが……。



2. 何度も再発

 
平成29年2月の上旬に、自発痛が再発しました。痛みの強さは同じです。
前回は治ってから1年近く何事もなかったのに、今回は1ヶ月ちょっとしかもたないとは、おかしいと思いましたが、考えても原因は分かりません。

今度こそ歯髄が本格的にやられるのかと不安を抱えつつ、とりあえず三つの製品の併用を続けたところ、4-5日で治まりました。
また一安心ですが、油断はできません。併用は続行です。

すると翌3月の頭に、案の定、痛みが出ました。「またか」と思いつつ対処を続けると、やはり4日ほどで消えました。

そして4月の頭にも、同じく4日ほどだけ続く痛み。
これはやはり、状態が悪化しているために各製品が効かなくなりつつあるのかと思いました。

すると、さらに5月の頭にも4日間。
意味が分かりません。まるで生理周期です。おれの歯は女になったのか!?(←ますますイミフ)

痛み方は、毎回、1日目より2日目が強く、3日目は再び軽くなり、4日目はさらに軽くなるとともに、痛みとムズがゆさが混じったような感覚になります。
これがきっちり、毎月頭(1日ないし5日ごろから)に繰り返されました。

ともかく、三つの製品の併用では、これ以上の改善は見込みにくくなりました。
このまま同じ方法を続けても、いつかは象牙質を細菌に突破される危険性が高くなってきました。



3. 重曹洗口(うがい)をやってみた

 
対策の練り直しが必要と判断し、良い方法を探してネットを徘徊しているときに見つけたのが、歯科医師のmabo400氏のブログです。
そこで、重曹洗口が虫歯対策として有効であることや、同氏が患者さんに重曹洗口をさせると虫歯が浅くなった実例を知らされました。

同氏の実名が分からないことは少し引っかかりましたが、ブログの内容から察するに、本職の歯科医師と見て問題はなさそうと判断しました。

それで、重曹なら期待が持てそうだと考え、重曹洗口を始めました。ただ、効くという確証はないので、充分な効果が得られない場合に備え、例の三つの口腔ケア用品も継続しました。

それと、今回は象牙細管封鎖作用のある「MIペースト」(GC社)も参戦です。
毎日夕食後、重曹洗口のあと、虫歯の穴に入るように歯に塗って放置し、唾液が溜まったら少しゆすいで飲み込みました。

ちなみに、重曹洗口を始めたのは5月8日ごろで、毎月頭の4日間の痛みは、5月分は終わっていました。

各製品の使い方は、

  • 朝起きた後 → システマEXでゆすぐ
  • 食前(昼、夜) → 重曹水でゆすぐ
  • 食後 → 真水でゆすぐ → 重曹水でゆすぐ
  • 食間 → フッ素(ジェルコートF)を歯に塗りこみ、放置後ゆすぐ
  • 夕食後 → 真水 → 重曹水 → MIペースト
  • 夜の歯磨き後 → アパガードで虫歯だけ磨く
  • 夜寝る前 → 重曹水でゆすぐ

といった具合です。



4. 重曹で虫歯の痛みが治った

 
すると、なんということでしょう……。
翌月(6月)の痛みはいつもより弱く、しかも、たった20数分で終わったではありませんか。効いてますよこれは。
ただ、これで安心したせいか、MIペーストはこの頃にやめました。

次に、7月の痛みはさらに短く、10数分で終わってしまいました。いいぞいいぞ。
このころ、システマEXがなくなりましたが、新しいのは買わず、使用をやめました。
これ以降、洗口は重曹一本です。
フッ素とアパガードもこの頃にやめたと思います。

そして8月、9月、10月は、ついに痛みが起こらずに過ごせました。オゥケーイ!! こりゃ本当に虫歯が治るかもな。

ところが、ここでプチどんでん返しです。
11月と12月に、また軽い痛み発生です。時間は10数分程度ですが。
再発の原因を考えたところ、ゆすぐ時間が短かったようです。mabo400氏のブログには30秒と書いてありますが、私は10秒ちょっとしか、していませんでした(左右の歯でそれぞれ10秒ちょっとずつ)。
そこで、ブログの通り30秒ゆすぐようにしました。

すると、なんということでしょう……(Ⅱ)。
翌平成30年1月からは、再び痛みが出なくなりました。
ただ、3ヶ月に1回ぐらい、2-3分間、ごく弱い痛みが出たような気がしますが、「気がする」という程度にしか印象に残らない軽いものでした。

そして、7月にまたもプチどんでん返し。
痛みの強さはごく弱いものの、今度のは結構長くて、出たり止まったり断続的に足掛け2日ほど続きました。
原因は、ゆすぐときに上下の歯をくっつけていたため、虫歯の穴に反対側の歯がかぶさる形になって、重曹水が穴に充分入らないため、と推測しました。
そこで、上下の歯を離してゆすぐようにしました。

すると、なんということでしょう……(Ⅲ)。
痛みは消えました。ただし、この推測が正解だったのかどうかは分かりません。



5. 副作用(歯茎の痛み)

 
重曹洗口を始めてから1年6ヶ月経った平成30年11月、歯磨きのときに歯ブラシが歯ぐきに当ると痛む、という症状が出ました。
歯磨きのあとも3~4時間ほどは、噛むと痛みました。

原因としては、

① この3週間ほど前から「システマ ハグキプラス」を使っていて、これが歯茎に合わなかった
② 重曹水はアルカリ性なので、タンパク質を分解する作用があるため、長期間使うことで歯茎を傷めた(しかも私の場合は高濃度)

の二つが考えられます。

試しに重曹洗口とハグキプラスをやめてみると、2日ほどで痛みは出なくなりました。
2週間ほどおいてから、ハグキプラスだけを使うと、また歯茎に痛みが出て、やめると痛みも消えました。
一方、重曹だけを使ってみると、やはり歯茎が痛み、やめると痛まなくました。

その翌月、これと同じようにハグキプラスまたは重曹のいずれかだけを使ってみると、同じ結果になりました。
ちなみに、フッ素入り歯磨き剤の「ジェルコートF」を使ってみても、結果は同じでした。

ここから察するに、どうやら重曹の使いすぎで歯茎を傷めたようです。
特に、私の場合はmabo400氏の推奨濃度(500mlの水に3g)の2倍かそれ以上の濃さでしたから、副作用はありえると思われます。

なので、その後は現在(平成31年2月)まで重曹洗口は休止中です。
そのせいか、30年12月中旬と、31年1月中旬に一回ずつ、歯の軽い自発痛が再発しました。
今回の痛みは、約10秒おきに、一瞬だけポンと痛むのを繰り返すというもので、これが断続的に起きました。

仕方なく重曹洗口をすると、少し経ってから出なくなりましたが、しばらくするとまた歯が痛み、再度重曹で対処して治り、3~4時間ほどで完全に消えました。
12月と1月の両方とも、このような痛みが2日連続で起きました。

話は前後しますが、歯茎と言えば、30年の前半ごろに、歯茎の表皮(?)が縦3mm、横6mmほど剥けて赤くなるという症状が、別々の場所に一回ずつ起きました。
すぐに洗口を中止し、「デントヘルス」(ライオン社)を患部に塗ると、3~4日で治りました(洗口は、その後1週間ほどで再開)。
これも重曹が高濃度であったため、歯茎を傷めたのが原因と考えて間違いないと思います。

皆さんも重曹洗口を試すときは、あまり濃くならないようにしてください。目分量ではなく軽量スプーンで重曹の量を量るようにすると良いでしょう。



6. その他の変化(歯ブラシによる誘発痛が解消)

 
重曹洗口によって歯の自発痛が激減したこと以外にも、変化がありました。

この記事の前の記事にも書きましたが、平成27年12月に最初に自発痛が出た頃、詰め物と歯の隙間に歯ブラシの毛先が入ると痛みが起こっていました。
これは、隙間の奥にある象牙質の表面に毛先が当り、象牙細管を通って歯髄に刺激が伝わることで発生します。
これに対し、洗口剤などで対処を始めると2ヶ月ほどで痛みは消えました。アパガードによる象牙細管封鎖の効果と考えられます。

ところが、その1年後に自発痛が再発した頃には、歯ブラシによる痛みも再発していました。アパガードは使い続けていましたが、なぜか効果がなくなったようです。

隙間は、歯の上面に2ヶ所、側面に1ヶ所ですが、重曹洗口を始めると、上面は約2週間、側面は約4週間で痛みがなくなりました。歯ブラシを新しいものに交換しても、痛みは出ません。
ただ、重曹洗口と同時にMIペーストも使い始めたので、これによって象牙細管が封鎖されたという可能性もあります。

しかし、アパガードでの象牙細管の封鎖の効果は一年未満だったのに対し、今回はMIペーストの使用をやめてから一年半以上経過しますが、歯ブラシによる痛みはありません。
また、この冬(30~31年)は、問題の歯への冷水のしみ方が明らかに弱くなりました。しみているのかどうか、はっきりしないぐらいの弱さです。

これらの点から、やはり重曹洗口で虫歯が浅くなった(あるいは象牙質がカルシウム化合物で覆われるか、エナメル質が再生しつつある?)可能性も出てきます。

仮にそうでなくても虫歯の自発痛はほぼ解消し、大きな再発もないので、歯髄炎の進行が止まっていることも考えられます。とすれば、この点だけでも重曹洗口は肯定的に評価しうると言えましょう。

ただ、自発痛が消えたのは本当に重曹の効果なのか、さらには痛みの原因は本当に歯髄炎だったのかという疑問も生じます。
次の記事以降で、その点について検証してみましょう。


重曹うがいで虫歯の進行が止まり、痛みが治ったのは本当か(1)に続きます。


関連記事
虫歯の進行を止めるのに失敗した実例 (キシリトールの誤った使用と歯磨きの不徹底)
虫歯の進行を遅らせた実例 (水でゆすぐ / システマEX / 乳酸菌〔L.ロイテリ菌〕タブレット)
虫歯の進行と痛みを止めた実例 (システマEX / パーフェクトぺリオ / フッ素 / アパガード)
 
関連カテゴリ
虫歯 基礎編
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虫歯 新説・異説編

[ 2019/02/19 11:40 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 実例編 | TB(0) | CM(-)

虫歯の進行と痛みを止めた実例(システマEX / パーフェクトぺリオ / フッ素 / アパガード)

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ここから記事本文です。

虫歯の進行を遅らせた実例 (水でゆすぐ / システマEX / 乳酸菌〔L.ロイテリ菌〕タブレット)の続きです。
 

1. 虫歯の自発痛とその原因

 
平成27年の年末に、ついに恐れていた自発痛(何もしなくても起こる痛み)が右下の問題の奥歯に出ました。
自発痛は、虫歯が進行して歯髄炎を発症したときの典型的な痛み方です。
歯髄炎は、虫歯菌の毒素などが歯髄(歯の神経と血管が絡まりあった組織)に侵入し、炎症を起こすというものです。その通り道は、象牙質の中を走る無数の管(象牙細管)です。

ただ、痛みは軽かったので、日常生活に支障はありませんでした。
しかし、夜、寝るときに布団に入ってしばらくすると、脈拍に合わせて痛みました。
これは、布団の中で温まって歯髄の血行が増したことで起きる痛みです。そして、やはり歯髄炎の痛みの典型です。
ところが、布団の中で痛みが出たのは一回だけでした。強さも昼間と同じく軽いもので、しばらく我慢していると眠ってしまいました。

起きているときの痛みも、出たり止まったり、また、出る日と出ない日があって、バラバラだったと思います。

刺激による痛み(誘発痛)は、それ以前と同じく、冷たいもので起きました。痛みの強さも、軽いものでした。甘いものや酸っぱいもの、温かいものでは起きませんでした。
歯を叩くことによる痛み(打診痛)は、ありませんでした。

歯髄炎と言っても色々な種類がありますが、このような痛み方から、病名は「急性一部性単純性歯髄炎」であると考えられます。
これは、初期の段階の歯髄炎です。
 参照⇒急性単純性歯髄炎の原因と症状(みんなの歯学)

初期と言っても、もしここで食い止めなければ、細菌本体が歯髄に入ってこれを破壊し、さらには、歯を支える歯槽骨や顎の骨まで溶かされてしまいます。
従って、初期の歯髄炎が起こったら王手をかけられたということであり、一日も早い対処が必要です。



2. 四つの口腔ケア用品で対処

 
痛みが出て、とりあえずすぐに液体歯磨きの「システマEX」(ライオン社)を使いました。虫歯菌の殺菌のためです。
 関連記事⇒虫歯の進行を自力で止める2-5 ~システマEX 口内殺菌のリスク【超重要】

ところが、使いきっていない状態で2年近く放置していたものだったので、効果はなさそうでした。
すぐに新しいのを買い、使い始めました。痛みが出た2日後からです。
毎食後と夜寝る前、朝起きたあとに、これで口をゆすぎました。食間も歯が痛むと、これでゆすぎました。

次に使い始めたのは、フッ素入り歯磨き剤の「コンクール ジェルコートF」(ウェルテック社)です。
痛みが出た4日後からです。
 関連記事⇒虫歯の進行を自力で止める2-1 ~フッ素

これを、食後、口をシステマEXでゆすいでから虫歯の穴に入るように塗り、しばらく放置し、唾液が口の中にたまったら、そのまま少しゆすいでから吐き出します。
食間も不安なときは、同じように歯に塗りました。

この1週間後からは、薬用ハイドロキシアパタイト(歯を構成する物質)入りの歯磨き剤である「アパガードロイヤル」(サンギ社)も使い始めました。普通に歯磨きしたあと、痛みのある歯にこれをつけて磨くという方法で使いました。
 関連記事⇒虫歯の進行を自力で止める2-3 ~アパガード

さらにその3日後からは、洗口液のパーフェクトぺリオを使い始めました。
使用は夜寝る前と朝起きたあと、システマEXの代わりです。
 関連記事⇒虫歯の進行を自力で止める2-4 ~パーフェクトぺリオ



3. 歯髄炎の痛みが治った!

  
こうして4つの製品を同時並行で使ってみたところ、なんということでしょう……。
歯の自発痛が数日で止まったではありませんか(ただ、アパガードを使い始めるころには痛みは止まっていたような気もしますが、記憶があやふやです。申し訳ありません)。

ついでに歯ブラシも極細毛に交換すると、歯磨きのときに毛先が詰め物と歯の隙間の奥に当たって痛みが出ましたが、それも日がたつにつれて次第に弱くなり、2ヶ月ほどで消えてしまいました。
アパガードを使ったことで象牙細管が封鎖されたようです

その後、パーフェクトぺリオが1ヶ月ほどでなくなるとシステマEXに切り替えました。ジェルコートFは1ヶ月ほど経ったころ、「痛みはないし、そろそろいいか」と使用をやめました。

それ以降は、朝起きた直後に水で口をゆすぎ、うがいをしたあと、システマEXでもゆすぎ、食後は水でゆすぐという方法を続けました。
アパガードを使った部分歯磨きも続けました

ついでに言いますと、前の記事でも書きましたが、平成23年ごろから3~4ヶ月に一回、右下の問題の歯に甘みの強いものがしみるようになりました。
ところが、上に述べた方法で自発痛を止めてからは、甘みの強いものを食べても、しみることはなくなりました。
これもやはり、アパガードによる象牙細管の封鎖による効果と考えられます。



4. 効く理由

 
使用した各製品の効能は、
  1. システマEXとパーフェクトぺリオは殺菌
  2. ジェルコートFは虫歯菌による酸産生の抑制と再石灰化促進
  3. アパガードは再石灰化と象牙細管の封鎖と細菌の除去
です。

四つの製品を同時並行で使ったので、どれが最も効果を発揮したのかは不明です。

もしアパガードが象牙細管を封鎖したのなら、細菌の毒素は細管内に入れないので、これで症状が止まったことになります。
しかし、すでに述べたように、アパガードを使い始めるころには痛みが治まっていたような気もします。

もしそうなら、システマEXが殺菌した分、あるいはジェルコートFの作用により、毒素の産生が減った可能性もあります。
ただ、口内細菌は短時間で増殖するので効果は限定的との見方もできますが、既述のように、私は両製品を毎食後と夜寝る前、朝起きたあとという具合に、頻繁に使っていましたので、一概に効果を否定できまません。

また、もし油断してアパガードまたはパーフェクトぺリオを使わないと、痛みが再発したかもしれません。

仮に、四つの製品のうち、どれが最も効果があるのかを明らかにするため、一つの製品だけを試したとします。
その場合、もし失敗すると虫歯がさらに進行して、虫歯菌その他の口内細菌が神経に入ることにもなりえます。そうなると取り返しがつきません。
ですので、このような場合は安全策として幾つかの製品を並行して使うのが最善であると思います。



5. この実験の意味


以上の結果から、歯髄炎の初期の段階なら、複数の口腔ケア用品を併用することによって進行を止め、歯髄の壊死や歯槽骨の溶解を回避(あるいは先送り)しうることが示唆されたと思われます。
と言っても個人の匿名ブログの記事ですし、実践者が私一人なので、医学的価値はありませんが。

ただ、これまで、虫歯または歯髄炎の自発痛に対して四つもの口腔ケア用品を総動員して対処をしたという例は、聞いたことがありません(もしあったとしても、私が使った製品の組み合わせとは異なるでしょう)。
もちろん、私もこんなことをしたのは初めてです。
なので、自分で言うのもなんですが、この報告は他に類例を見ないという点で、世間の皆さんにお知らせする価値を持つのではないかと思います。よろしければ参考にしてください。

ただし、体質等により効果には個人差があることをご承知おきください。
同様の対処をして、もし効果がないようなら、直ちに受診してください


さて、歯髄炎の自発痛を止めた後は痛みが起こらないまま推移しましたが、1年近く経った平成28年の12月に自発痛が再発しました。
しかし、これもほぼ阻止することに成功しました。その方法と経過を次の記事でご紹介します。


重曹うがいで虫歯の進行が止まり、痛みが治った実例 に続きます。


関連記事
虫歯の進行を止めるのに失敗した実例 (キシリトールの誤った使用と歯磨きの不徹底)
虫歯の進行を遅らせた実例 (水でゆすぐ / システマEX / 乳酸菌〔L.ロイテリ菌〕タブレット)

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[ 2019/02/15 23:45 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 実例編 | TB(0) | CM(-)

虫歯の進行を遅らせた実例 (水でゆすぐ / システマEX / 乳酸菌〔L.ロイテリ菌〕タブレット) 

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ここから記事本文です。

虫歯の進行を止めるのに失敗した実例 (キシリトールの誤った使用と歯磨きの不徹底)の続きです。  


1. 新たな虫歯が発生

 
平成20年に右上の虫歯の神経を抜いてもらうとき、右下の奥歯の詰め物の下でも虫歯が発生している、と歯科医師に言われました。
ところが、そのとき歯科医師は「まあ、これの治療は次の機会でいいでしょう」と、そのときは何もしてくれませんでした。
ですので、歯医者に行かずに済むには、自分で虫歯の進行を抑えなくてはなりません。

私はその後1年ぐらいは、従来通り、夜寝る前にキシリトール入りの洗口液を口に含み、5分ほどして吐き出すという方法を継続しました。
ところが、どこかのサイトで、キシリトールは実はそれほど虫歯予防の効果がない、と書いてあったのを読み、別の方法に切り替えることにしました。



2. 水でゆすぐ

 
細かい経緯は省くとして、最終的に行き着いたのは、毎食後、水で口の中を丁寧にゆすぐという方法です。
「おいおい、それだけか?」とお思いでしょう。はい、基本的にはそれだけです。
水でゆすぐだけです。

何かものを食べたら、必ず水でゆすぎます。口に含んだ水を片方に寄せて30回、反対側に寄せて30回、強くゆすぎます。
水を取り替えて、もう一度、左右で30回ずつゆすぎます。

口の中に少し空気も入れて、グチュグチュと音が出るようにすると効果的な気がします。細かい食べかすが、いくつも取れて口の中を泳ぐのがわかります。

では、この方法で虫歯の進行の阻止が本当にできるのか?

詰め物の下で虫歯が進行するには、歯と詰め物の隙間から食べ物のカスが進入し、それに含まれる糖類が虫歯菌に取り込まれなければなりません。

そこで、食べカスを取り除くために歯磨きをしたとしても、歯ブラシの毛先は、詰め物の下までは届きにくいです。
その点、水で丁寧にゆすげば、そのような場所の食べかすも除去しやすいと考えられます。

ちなみに歯の表面では、ゆすぐだけでも食べかすの大半は除去できると言われています。
また、食べカスは時間が経つと歯垢になって歯にこびりつき、歯磨きでないと除去できなくなります。
しかし、食べカスが歯垢になるには20分や30分では不可能で、大体8時間ぐらいかかるとされています。
 参照⇒歯磨きは食後いつするのがベストか? ほのぼの歯科・矯正歯科

ですので、食後に食べカスを取るためには水でゆすげば充分と考え、この方法をとった次第です。
歯磨きは一日一回、夜寝る前だけしか、していません



3. システマEX

 
平成24年の1月に左下の奥歯のあたりで歯肉炎ができ、それを治すためにライオン社の「デントヘルス」を使ったり、「システマEX」を使っていました。

虫歯の進行を自力で止める2-5 ~システマEX 口内殺菌のリスク【超重要】で書きましたが、システマEXは虫歯菌に対しても殺菌効果があるようです。
それで、その年一杯と翌年の25年4月から3ヶ月間、そして12月から翌26年2月まで同じく3ヶ月間、システマEXを使いました。
食後に水でゆすぐのと並行して、夜寝る前にこれで口をゆすぎました。

これも、効能から考えて、虫歯の進行を遅らせるのに効果があった可能性があります。
26年2月まででやめたのは、歯肉炎が治ったことと、虫歯に対して油断したためだったと思います。
しかし、やめずにその後も使い続ければ、虫歯の進行を止めるか遅らせる効果があったのではないかと思われます。



4. 乳酸菌(L.ロイテリ菌)タブレット

 
平成27年の一月から夏ごろまでは、乳酸菌タブレットも使いました。
 関連記事⇒虫歯の進行を自力で止める2-7 ~乳酸菌(L.ロイテリ菌) 

最初の2ヶ月間は毎日、その後は週に2回のペースで使っていました。
半年ほどで使用をやめたのは、値段が高かったからです。

特に虫歯の進行が抑えられているという実感はありませんでしたが、これも、効能に照らして考えると、効果はあった可能性があります。



5. 結果

 
平成20年に右下の虫歯が発見された当時は、甘いものや冷たい水が歯にしみること(誘発痛)はありませんでした。
ところが、21年頃から、冷たい水がしみるようになったと思います。

また、私は甘いお菓子を毎日食べますが、23年ごろから約3~4ヶ月に一回、甘みの強いものがしみるようになりました。

さらに、平成27年の12月には虫歯の自発痛が出ました。
前回の虫歯は、誘発痛が出てから自発痛が出るまで4年と少しだったので、今回はそれよりは2年ほど長く持ったということになります。
とは言え、最終的に自発痛が出た以上、今回の方法でもやはり虫歯の進行を止めるのに成功したとは言えません(ただし、後述するように、ある程度進行を遅らせることはできたと思われます)。

ちなみに前の記事でも書きましたが、虫歯が、進行の遅い「慢性う蝕」だったのではないかという疑いも生じうると思います。
しかし、慢性う蝕は普通は無症状なので、私のケースは該当しません。
 参照⇒虫歯治療 | エムズエテルナデンタルクリニック



6. 評価

 
上述のように、システマEXの使用は計1年半ほど、乳酸菌タブレットは約半年程度で、合わせて2年ほどです。
なので、誘発痛が出てから自発痛が出るまでの6年間から、この2年間を引いた4年間は、毎食後の水でのゆすぎだけで対応したということになります。

この4年間という長さは、キシリトールの効果が相殺されて失敗した前回と同じですから、水でゆすぐだけというのは力不足と言わざるをえません。

水でのゆすぎと、食前のキシリトール摂取やシステマEXなどでの洗口、できれば乳酸菌タブレットの使用を常に並行して行なえば、虫歯の進行をもっと長く抑えられたかもしれません。

と言っても、食後に口を水でゆすげば、何もしないよりは、食べかすが多かれ少なかれ除去できると考えられます。

また、前回の4年間という長さは、甘いお菓子を間食した後に歯磨きも洗口もしないとか、歯磨きのときに噛み合わせを磨かないという間違いをしたために、キシリトールの効果が相殺された結果です。
もしキシリトールも使わなければ、2年か3年で自発痛が出ていたのではないでしょうか。

水でのゆすぎでは、それより長く持ったわけですから、全く効果がなかったとは言えません。
もし何もしなければ、自発痛は、もっと早く出ていたと見てよいでしょう。

従って、水でのゆすぎは、単独では力不足とは言え、虫歯の進行を遅らせたと考えられますし、そこそこの効果はあると見込まれます。
参考にしてください。

 
虫歯の進行と痛みを止めた実例(システマEX / パーフェクトぺリオ / フッ素 / アパガード)に続きます。


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[ 2019/02/09 21:54 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 実例編 | TB(0) | CM(-)