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虫歯の進行を自力で止める2-5 ~システマEX 口内殺菌のリスク【超重要】

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虫歯の進行を自力で止める2-4 ~パーフェクトぺリオ の続きです。

前回の記事ではパーフェクトぺリオをご紹介しましたが、パーフェクトぺリオは少々価格が高い上に使用期限が短く、また人によっては味にどうしても抵抗があって使えないというケースもあるようです。

この記事では、バイオフィルム内の菌を殺菌する可能性があり、かつパーフェクトぺリオより安価な製品として、ライオン社の液体歯磨き「システマEXデンタルリンス」(以下、『システマEX』と略記)をご紹介します。

この製品は、バイオフィルム内に浸透し、歯周病菌を殺菌するとされていますが、虫歯菌も殺菌する効果があると推測されます。
ただし、この推測はあくまでも当ブログ管理人の見解であって、専門的知見に基づくものではありませんので、ご注意ください。



1. システマEXとは


システマEXは、歯周病の予防を主たる効能とし、口臭と虫歯の予防を副次的効能とする液体歯磨きです。

歯周病は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)の中にたまった歯垢(バイオフィルム)を放置することで、歯垢の中の菌が歯ぐきに炎症を起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)などの歯周組織を破壊する病気です。

システマEXに配合されている殺菌成分は、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)とラウロイルサルコシンナトリウム(LSS)です。
ライオン社では、IPMPが歯周ポケットの中のバイオフィルムに浸透し、内部の歯周病菌を殺菌する、としています。



2. システマEXと虫歯菌


一方、ライオン社は虫歯については、
「薬用成分IPMPと薬用成分LSSが原因菌をしっかり殺菌し、口臭・ムシ歯を予防」
と説明しています。
 引用⇒システマEXデンタルリンス | 製品ラインアップ | ライオン

この説明では、IPMPとLSSの両方が虫歯菌を殺菌するようですが、IPMPが、少なくともバイオフィルムの外の浮遊する虫歯菌を殺すことは可能のようです。
しかし、バイオフィルム内の虫歯菌を殺菌できるとは書いていません。

私がライオン社に問い合わせたところ、IPMPがバイオフィルム内の虫歯菌を殺菌するかどうかは確認していない、とのことでした。
そこでネット上を調べてみると、IPMPがバイオフィルム内の虫歯菌を殺菌すると明記したサイトは見当たりませんでした。

ちなみに、歯科医師のサイトでは、IPMPの虫歯菌に対する殺菌作用を指摘したものが二件、虫歯の予防効果があるとして間接的に殺菌作用を指摘したものが二件ありました。
 参照⇒ドクターコラム 身近な歯磨き粉、その違いとは?(パート1) (加部歯科医院)
 ⇒下板橋(豊島区)の歯科・歯医者・歯科医院|ごうけ歯科クリニック
 ⇒歯磨き粉の選び方 | wakashimadental
 ⇒歯磨き粉の選び方 (まえだ歯科)

しかし、これらもまた、IPMPがバイオフィルム内の虫歯菌を殺菌するとは明記していません。



3. システマEXとバイオフィルム


せっかくバイオフィルム内に浸透し、その中の歯周病菌を死滅させる性質を持ちながら、もし虫歯菌には殺菌力を持たないとすれば、菌を一律に殺すのではなく、虫歯菌を避けつつ殺菌する、あるいは歯周病菌を選択的に殺すということになります。
抗菌剤がそのような性質を持つとは、なんとも奇妙で納得しがたいことです。

と言っても、例えば「マスティック」という成分は歯周病菌を選択的に殺すとされています。
 参照⇒気になる!マスデント | 博多駅前の歯科・歯医者【樋口歯科】
 
しかし、IPMPについては、そのような指摘は見当たりません。

ともあれ、私が必要としている、バイオフィルム内の虫歯菌の殺菌がIPMPで可能であるという確証が得られない以上、安易にそれができると断定することはできません。

ただ、ライオン社のサイトでは、
「IPMPは非イオン性であるために、バイオフィルム表面の細菌に電気的に吸着されることなく、高い浸透力でバイオフィルムの表層から浸透し、これを突き抜けて、次々と殺菌しながら奥深くの細菌にまで到達することができ、バイオフィルム全体を殺菌することができるのです」
と説明されています。
また、そこで用いられている殺菌処理後のバイオフィルムの画像では、バイオフィルムの内部まで菌が死滅している様子が写し出されています。
 引用および参照⇒歯周病の真実 | 研究トピックス | ライオン株式会社

このように、バイオフィルムの内部まで「全体」にわたって殺菌できるのなら、その中に虫歯菌が含まれていれば、これを殺菌できても、おかしくはないはずです
少なくともバイオフィルムの外の虫歯菌を殺せるのですから、バイオフィルムの中では殺せないというのは不自然です

そう考えるなら、IPMPはバイオフィルム内の虫歯菌を殺菌することが可能と推測されます。

私は、平成24年の1月から年に数ヶ月、断続的にシステマEXを使っていますが、少なくとも虫歯の進行を遅らせる効果はあるように思われます。



4. 口内殺菌のリスク【超重要】


口内の虫歯菌を殺菌するにあたっては、大変重要な注意点があります。

口の中には歯周病菌や虫歯菌以外にも様々な菌が共存していて、一つの菌だけが増えすぎないように抑制し合ってバランスをとっています。
歯周病菌や虫歯菌も、それ以外の無害な菌によって牽制されています。と同時に、自分よりさらに有害な菌が入ってきても、これを牽制している可能性もあります。

もし口の中を頻繁に殺菌することで菌を殺しすぎた状態になると、そこに外から入ってきた菌は、敵のいない環境で爆発的に増え、病気を引き起こす危険性があります
病院で過度の殺菌を行うことで、抗生物質や殺菌剤が効かない菌が増殖する院内感染と同じです。

ただ、口の中の場合は院内感染と違って死には至らないとされていますが、せっかく虫歯を防いでも変な病気に罹っては、本末転倒です。

 参照⇒予防歯科の3DSについて(太田歯科医院)

従って、虫歯菌などを完全に殺そうとは思わず、ほどほどにしたほうがよいでしょう。

また、殺菌後は外から菌が入らないようにするため、以下の点に気をつけるべきと思います(ここからは当ブログ管理人の見解です)。

① 他人の使った箸やスプーン、缶、ビン、コップなどに口をつけない。
② 人や動物とキスをしない(特に動物はヤバいです。色んな菌持ってます)。
③ 生殖器を舐めない(自分のも)。
④ ウンコを食べない(雑菌のかたまりです)。

え? ④はわざわざ書く必要ないだろって? いやいや、世間には色んな人がいますからねぇ。
ちなみに私は食べませんよ、あんなもの。
あと、ウンコは舐めるのも駄目ですよ。
って、当たり前ですけど(一体、何のブログだこれは)。

もし、上に挙げた禁を破った場合(ウンコを食べてしまった、など)、すぐに口の中を殺菌してください。
そして、歯科を受診されるのをおすすめします(恥を忍んで『ウンコを食べちゃいました』と白状してください)。

 
関連記事
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虫歯の進行を自力で止める2-6 ~クリニカクイックウォッシュ
虫歯の進行を自力で止める2-7 ~乳酸菌(L.ロイテリ菌)
虫歯の進行を自力で止める2-8 ~キシリトール

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お手数をおかけして申し訳ございません。「大人の事情」です。

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[ 2017/06/10 21:46 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 製品編 | TB(0) | CM(-)

生まれつきの軟便体質が劇的に解消した方法 ① ~方法と効く仕組み

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1. 軟便の害


軟便。それは隠れた難病かもしれません。

その最大の害は、「陣痛」が始まってから「分娩」までのタイムリミットが短いということです。通勤通学の電車の中で、間に合わずに茶色い赤ちゃんを産んでしまった人もいることでしょう。

しかもこの赤ちゃん、生まれても誰も祝福してくれません。うるさく泣き喚かない大人しい赤ちゃんなのに……。
また、産んだ親は、人としての尊厳は完全に奪われます。それどころかテロリスト扱いです。武器も爆弾も持っていないのに……。

この出産は、文字通り人生の汚点となります。まさに黒歴史です。というか、茶歴史です。

この記事では、そんな茶歴史を回避するために、腸内環境を改善して軟便を解消する最も強力な方法をご紹介します。



2. 方法


軟便持ちの皆さんに強くお勧めするのは、納豆とポン酢(または酢)と玉ねぎの同時摂取です。提唱者は、順天堂大学医学部の小林弘幸教授です。
私も昔から軟便でしたが、この方法で完全に克服することができました。

方法は簡単です。上に挙げた3つの食品を、同じ食事(朝食なら朝食、昼食なら昼食)のときに一緒に食べるだけです。これを一日一食、毎日続けます。
日によって朝に食べたり夜に食べたりバラバラでも問題はないと思います。

小林教授は、みじん切りの玉ねぎとポン酢を納豆に入れ、混ぜてからご飯にかけてチーズも乗せるというやり方を紹介しています。
 参照⇒納豆とタマネギとポン酢で、免疫力を高める方法
   
ただし、私が調べたところ、チーズは乳酸菌の含有量が少ないため、実際は整腸効果はあまりないそうです。
 参照⇒チーズの整腸作用について (株式会社 明治)
  
私はチーズ以外の三品を食べていますが、効果は充分あります。

ちなみに、納豆抜きで酢と玉ねぎだけだと効果は8割ぐらい、といったところです。
逆に納豆だけではどうかというと、20代のころは、30gほどの納豆を週2~3回食べただけで軟便が解消しましたが、30代後半以降は、その量を毎日食べても無理になりました。

一食あたりの分量については、私の場合、納豆は45g入りのパックの半分です。玉ねぎは、その納豆のパックで、すり切り一杯程度です。
効果は個人差があるので、各自で調整してください。最初は多めに食べた方が良いかもしれません。



3. 効く仕組み



A 納豆菌は生きたまま腸に届き、腸内で酵素を生成し、これがデンプンやタンパク質を分解してブドウ糖や麦芽糖をつくります。
腸内のビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌は、これらの糖をエサとして乳酸などをつくり、それが悪玉菌を減らして善玉菌の比率を高めます。

B 納豆に含まれる水溶性食物繊維や大豆オリゴ糖も、善玉菌のエサとなります。
納豆による悪玉菌低減効果はヨーグルトよりも強いそうです。

 参照⇒究極の健康食品『納豆』 (来栖文子氏〔管理栄養士〕)
 ⇒善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす (辨野 義己氏〔農学博士〕)
 ⇒水溶性食物繊維の多い食べ物 (北川みゆき氏〔管理栄養士〕)


タマネギに含まれるオリゴ糖が善玉菌のエサになります。
 参照⇒善玉菌の増やし方 | 乳酸菌ラボ《フジッコ株式会社》


酢に含まれるグルコン酸がビフィズス菌を増殖させます。
 参照⇒グルコン酸のまめ知識 - 扶桑化学工業 
 
以上を一言でまとめると、水溶性食物繊維とオリゴ糖とグルコン酸のセットが腸内の善玉菌を増やす、ということになります。

なお、納豆に含まれる水溶性食物繊維は、便を柔らかくして便秘を解消すると言われています
 参照⇒腸の老化防止に、乳酸菌と乳酸菌のエサ!でも乳酸菌のエサって?? (株式会社 タニタヘルスリンク)

しかし、私の経験では納豆、タマネギ、酢の三点セットで摂る限り、逆に便は硬くなります。
もともとの軟便がさらに柔らかくなるということはありません。


生まれつきの軟便体質が劇的に解消した方法 ② ~実践の工夫と結果、および注意点 に続きます。


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[ 2017/06/02 23:11 ] 内臓の病気 | TB(0) | CM(-)