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すぐできる薄毛・抜け毛対策 ② ~目を酷使しない 過度の飲酒を避ける 卵を摂る(2)

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すぐできる薄毛・抜け毛対策 ② ~目を酷使しない 過度の飲酒を避ける 卵を摂る(1)の続きです。
 

1. 管理人が実践した結果


① パソコンの使用を減らす


私の場合、平成の初めのころだとワープロ、近年だとパソコンを長時間使う日が何ヶ月も続くと、確かに髪が減る傾向がありました。
逆に、38歳の年の年初から秋ごろまで、パソコンの使用をそれまでより控えてみたところ、前の年の同じ時期より髪が増えました。
パソコンを控えるといっても使用時間までは記録していませんが、
「そういえば去年の今ごろより髪が明らかに増えてるぞ」
と自覚できるほどの効果がありました。

また、41歳の夏から1年あまりの間、仕事の都合でパソコンをあまり使わない日が週に4日ほどありました。
このときは、冬になっても全体として髪の量は減りませんでした。前頭部も変化なしでした。
普通なら、私の場合は冬場は髪が減り、年末のころに最少になります。ところが、パソコンの使用を減らして目の酷使を避けることで、それを防いだ可能性が高いと思います。

ただ、このころは並行して行っていた「納豆と唐辛子の同時摂取」の二年目に当たります(参照⇒すぐにできる薄毛・抜け毛対策 ① ~納豆と唐辛子の同時摂取〔当ブログ記事〕)。
この「納豆と唐辛子の同時摂取」では、最初の冬は髪が少し増える程度の効果がありましたが、二年目はパソコンの使用減の効果と併せても、髪は増えず、量を維持するのがやっとだったということになります。

髪が増えなかった原因は、このころ、仕事のストレスが強烈だったことであると考えられます。
人はストレスを受けると交感神経の働きが優位となり、血管が収縮します。その結果、頭皮の血行も悪くなり、毛根に栄養が届きにくくなるため、脱毛が引き起こされます。
とすれば、この年の冬は、むしろ髪が大きく減ってもおかしくなかったはずです。にもかかわらず、髪の量を維持できたのは、パソコンの使用減と、納豆と唐辛子の同時摂取が功を奏したためと言えましょう。
そして、ストレスがあっても髪の量を維持できた訳ですから、ストレスがなければ冬になっても髪が増えていたであろうと思います。

その後は、43歳までは、ほぼ現状維持でしたが、43歳の秋から半年ほどと44歳の夏から1年近くの間は、パソコンの使用が大きく増えました。
ちなみに、このころパソコン作業で多かったのは、文章を書くことでした。他の作業より、目が疲れるのが自覚できます。
その結果、44歳ごろからは毎年少しずつ髪の量(特に前髪)が減りました。
やはりパソコンを使うことによる目の酷使は、髪にダメージを与えるようです。

② メチオニンと卵を摂る


次に、46歳の秋ごろからは、パソコンの使用は通常のままで、メチオニンのサプリメントを飲み、卵を1日3個食べていました。
すると、3ヶ月ほどたつと前年の同じ時期より髪が増えていました。
例年、冬になると髪が減るはずが、この年の冬は逆になったということです。
ただ、このころ(46歳)は、別の記事でご紹介する「育毛の達人」の体質改善法の一部を並行して行なっていたので(ただし医薬品療法は未着手)、どちらが効果を発揮したのかは断定できません。

それから1年近くは現状維持といった感じでしたが、メチオニンも卵も、納豆と唐辛子の同時摂取も次第に効果が薄れ、大局的には薄毛の進行は止まらず、48歳の夏には見切りをつけざるをえませんでした。

とはいえ、あるていど育毛に役立った可能性はありますし、特に卵は完全栄養食品と言われていて、ビタミン、ミネラルをはじめ、体内で合成できない(外から摂るしかない)必須アミノ酸がバランス良く含まれます。

なので、薄毛の進行が、まださほど深刻でない方なら、目を酷使しないことと、卵をはじめメチオニンやシスチンを含む食品(またはサプリメント)の摂取をお勧めしたいと思います。

③ 飲酒について


飲酒については、私は全く酒を飲まないので、飲んだ場合と飲まない場合との比較はできませんが、理論上は育毛には不利かと思います。
参考までに申しますと、大酒飲みだった私の父は30代後半から禿げていました。
一方、私は30代のころは抜け毛が少しずつ進行していましたが、まだフサフサと言えるレベルでした。
酒が嫌いで良かったと心から思います。



2. 注意点


① 卵のコレステロールは心配なし


以前はよく「卵はコレステロール値を上げるので1日1個まで」と言われていました。
ところが、最近ではコレステロールは食事でとる量が少なければ体内で多く合成され、逆に食事でとる量が多ければ少なく合成されること、さらに、卵黄に含まれるレシチンにはLDL(悪玉)コレステロールを減らしてHDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあることが分かっております。
なので、高コレステロール血症の人でなければ、気にする必要はないようです。
 参照⇒卵1日1個はウソ?! コレステロールのホントのところ  (『日経Gooday』 上西一弘氏〔女子栄養大学栄養生理学研究室教授〕への取材記事) 
 ⇒世界の長寿者も実践! "コスパ最強"の栄養食「卵」 1日3個で健康長寿を実現  (渡辺信幸氏〔こくらクリニック院長〕) 

② 卵は黄身と白身を混ぜずに食べるべきか


卵の黄身にはビオチン(ビタミンB7)が含まれ、これが不足すると脱毛を引き起こすとされています。
ビオチンは、白身に含まれるアビシンというタンパク質と結合すると、腸で吸収されずに排出されてしまいます。
ですので、卵を食べるときは混ぜずに加熱するか、黄身は生で食べ、白身だけ加熱してアビシンを不活性化させる必要があると言う人もいます。
 参照⇒タマゴ3個で髪の毛が生えた

ただ、ビオチン不足になるほどの卵(の白身)の摂り方は、毎日10個も食べ続けるような極端な場合といわれています。
また、ビオチンの必要量の一部は腸内細菌によって合成されます。
よって、あまり神経質になる必要はないかもしれません。
 参照⇒ビオチンの効果・効能  (参考文献を明記したサイト)

③ ミネラルも必要


アミノ酸からケラチンを合成するにはミネラルが必要となります。中でも亜鉛、鉄、マンガン、ビタミン(特にB6、B2)とされています。
ですので、卵やメチオニンなどのサプリメントを摂るときは、そのような栄養素も一緒に摂りましょう。
 参照⇒抜け毛を減らすための栄養素とは? メンズスキンケア大学



関連記事
すぐできる薄毛・抜け毛対策 ① ~納豆と唐辛子の同時摂取
すぐできる薄毛・抜け毛対策 ② ~目を酷使しない 過度の飲酒を避ける 卵を摂る(1)

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虫歯の進行を自力で止める3-3 ~新説「深い虫歯も重曹で治る」 ①

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お勧め度・・・★★★

虫歯の進行を自力で止める3-2 ~新説「虫歯は金属腐食である」 ②の続きです。

「虫歯の電気化学説」を唱える歯科医師のI氏が、虫歯の対処法として勧めるのは重曹を使った洗口です。
しかも、重曹洗口なら深い虫歯でも修復して治すことができる、と言います。

この記事では、重曹洗口についてのI氏の見解をご紹介しますが、その前に「虫歯の電気化学説」を簡単におさらいしておきましょう。

「理屈はいいから方法を早く知りたい」という方は、この記事の下の方にある「3. 重曹洗口と口内pH」をお読みください。
また、より詳しい方法を次の記事でご紹介します。

参照サイトは、全てI氏のブログ「I歯科医院の高楊枝通信。」です。


1. 「虫歯の電気化学説」の概要


「虫歯の電気化学説」では、虫歯は金属腐食であって、「酸素消費型(通気差)腐食」か「異種金属接触腐食」のいずれかとして起こる、とされます。
前者は「微生物腐食」と「すき間腐食」のいずれかとして、または複合として起こります。

微生物腐食の虫歯では、細菌の呼吸により、バイオフィルムの深い所と表面に近い所(またはバイオフィルムが多い所と少ない所)との間で酸素濃度の差が生じます。
そして、酸素濃度が高い所は、低い所からカルシウムの電子e-を奪います。
電子を奪われたカルシウムは陽イオン化(Ca+)して溶出(腐食)します。

この反応の際、虫歯菌が生成した酸(水素イオンH+)があると、酸素濃度の高い場所で起こっている化学反応(O2+4H++4e-→2H2O)が促進され、その分、カルシウムの溶出も早まります。

すき間腐食の虫歯は、歯の表面にできた細い溝や小さな穴の奥と外で酸素濃度差が生じることによって起こります。これは、一般に酸素濃度はすき間の奥ほど低い傾向があるためです。
この腐食は細菌がなくても起こりますが、ここに細菌が付着すると、細菌の呼吸によって酸素濃度差が大きくなり、腐食がより早まります。

異種金属接触腐食とは、電気が流れやすい状況で、異なる金属を接触させた場合、電位の低い金属が電子を放出し、陽イオン化して腐食する現象です。

これには、象牙質が虫歯や歯ぐき下がりなどで露出したとき、エナメル質は溶けずに象牙質だけが溶ける場合と、歯と詰め物の金属との間の電位差によって歯が溶ける場合とがあります。
この腐食は、水素イオンのある酸性環境下でのみ起こります。



2. 重曹洗口が虫歯に効く仕組み



① 虫歯を止めるための要件


虫歯の発生・進行の仕組みが上のような金属腐食によるものであるとすると、これを止めるために必要なことは、

A 細菌の呼吸を抑制する(→酸素の濃度差を緩和する)
B 細菌による酸の生成を抑制する(→酸素濃度の高い場所で起こる化学反応を抑え、また異種金属接触腐食としての虫歯を防ぐ)
C 細菌の生成した酸、および飲食物に含まれる酸を中和し、口内環境をアルカリ性にもっていく(同上)

の三つとなります。
 
そして、この三つを同時に実現するのが重曹の水溶液による洗口である、とI氏は説きます。
その理由は、以下の通りです。


② 口内環境のアルカリ化


重曹を水に溶かすと電離してナトリウムと炭酸水素イオンになります。
NaHCO3 → Na+ HCO3-

そして、炭酸水素イオンは酸(水素イオンH+)と結合してこれを中和し、最終的に水と二酸化炭素になります。
HCO3- + H+ → H2CO3 → H2O(水)+ CO2(二酸化炭素)

水素イオンH+を受け取る(または水酸化物イオンOH-を放出する)物質を塩基と呼びます。
塩基の溶けた水溶液が示す性質をアルカリ性と言います。

つまり、重曹を水に溶かすとアルカリ性の水溶液となるため、これで洗口すると酸が中和され、口内環境がアルカリ性になるということです。
これで、まず上記Cが達成されます。

ちなみに、もともと唾液にも炭酸水素イオン(を含む重炭酸塩)が含まれていて、酸を中和する働き(緩衝能)があることは歯科医学の常識です。
ところが、上で見たように重曹も炭酸水素イオンを含むわけですから、重曹で口をゆすげば緩衝能が高まるはずですが、どういうわけか誰もこのことに気づかなかったようです。


③ 虫歯菌の活動抑制と歯の再石灰化


次に、虫歯菌の解糖酵素が効率よく働くpHは低いので、pHが高いアルカリ性環境下では酵素の活性が低下します。
その結果、酸の生成と、それにともなう呼吸による酸素の消費も抑制されます
これで、AとBも達成されます。

さらに、唾液中のリン酸イオン、カルシウムイオンは、pHが高いときは過飽和になるため、再石灰化も起こり易くなります。 

 参照⇒重曹が虫歯に効くワケ (67) (括弧内の数字はブログへのコメント数。以下同)
 ⇒虫歯の原因とその電気化学的メカニズム(2)
 ⇒酸で歯が溶ける?その2

以上をまとめると、重曹洗口によって、
・細菌や飲食物による酸の中和(=口内環境のアルカリ化)
・細菌による酸の生成と呼吸の阻止 
再石灰化の促進
の全てが一挙に達成されるということです。
 
このような根拠から、I氏は飲食後はすみやかに重曹を水に溶かして口をゆすぐことを推奨しています。



3. 重曹洗口の方法と口内pH



① 方法


I氏の推奨する重曹水は、水500mlに重曹3gを溶かして作ります(洗口のつど、一回分ずつ作っても可)。
 参照⇒重曹が虫歯に効くワケ (67)

これを口に含み、グチュグチュとゆすぐ、たったこれだけです。
次の記事でご紹介しますが、たったこれだけで、象牙質に達した虫歯まで治ってしまうという、奇跡の方法です。
ただし、歯磨きや食習慣など、虫歯の進行を止めるための基本の方法を全て守った上での話です。重曹洗口だけで、虫歯が治るわけではありません。
 参照⇒虫歯の進行を自力で止める1-3 ~知らないとヤバい基本の方法 ①
 ⇒虫歯の進行を自力で止める1-4 ~知らないとヤバい基本の方法 ②

 また、体質的に虫歯になりやすい人は、重曹洗口に加えて、MIペーストやアパガードを併用して再石灰化を強化したり、パーフェクトペリオやシステマEXで虫歯菌を殺菌したり、クリニカクイックウォッシュで歯垢を分解すると良いかと思います。


② 重曹水のpH


理屈に戻りますと、重曹水と唾液ではどちらが炭酸水素イオンが濃いかというと、I氏の計算では2.23倍~9.07倍、重曹水が濃いそうです。
 参照⇒唾液中のHCO3(重曹成分)の濃度は? (2)

これだけの差があれば、体質的に唾液の少ない人の緩衝能を補って余りあると言えるでしょう。

そして、この重曹水のpHは8.0前後です。
 参照⇒脱灰と再石灰化のメカニズムは神話?

I氏は、この重曹水で洗口すれば、
瞬時にpHは上がる=電気が流れない=歯が溶けるのが止まる=再石灰化が始まる
と述べています。
 引用⇒電気化学的虫歯予防法 (8)


③ 唾液との比較


この「瞬時にpHは上がる」と言う点は重要です。
普通、唾液内の炭酸水素イオンによって歯垢内pHが臨界の5.5を回復するには食後数十分かかるとされています。
ところが、重曹洗口なら一気に酸が中和されて、多分pH6.0~7.0前後(?)になるわけですから、脱灰が数十分短縮され、再石灰化が早く起こることになります。
またpHが高いことで、再石灰化の度合いも強化されます。既に見たように、再石灰化はアルカリ性環境の方が起こりやすいためです。
 
ちなみに、唾液のpHを決める最大の要素は唾液の分泌量とされています。安静時は6.8くらいですが、食事や会話などで唾液腺が刺激され、分泌量が増えると7.5~8.0くらいになります。
 参照⇒唾液の成分やPH、食事との関係について (歯チャンネル88)

これは重曹水に迫る数値ですが、食事で唾液が増えても口をゆすげるほど多く出るわけではありません。
特に虫歯の穴の中は歯の表面よりも唾液が接しにくく(上の歯はなおさら)、しかも食べ物のカスが入り込んでいたり、糖類の溶けた唾液が満ちていたりします。
そうなると、穴の中に炭酸水素イオンを送り込むには、ゆすぐという作業は不可欠と思われます(当ブログ管理人の推測です)。
従って、口や歯垢の中をアルカリ性に傾けるには、やはり重曹洗口が唾液に大きく勝ると言えましょう。

仮に、金属腐食説が間違いで、定説の通り、虫歯は酸によって歯が溶ける現象であるとしても、重曹洗口なら酸を直ちに中和し、再石灰化を促すので、虫歯の予防や進行の阻止に効果があるのは間違いないと考えられます。

 
長くなるので、一度切ります。
虫歯の進行を自力で止める3-4 ~新説「深い虫歯も重曹で治る」 ②に続きます。


関連記事
虫歯の進行を自力で止める3-1 ~新説「虫歯は金属腐食である」 ①
虫歯の進行を自力で止める3-2 ~新説「虫歯は金属腐食である」 ②

上記以外の虫歯関連の記事へは、全記事一覧から飛んでください。
お手数をおかけして申し訳ございません。「大人の事情」です。


アロマセラピーで認知症を改善できるか ③ ~効果が出ないときの対策と注意点

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アロマセラピーで認知症を改善できるか ② ~重度の症状も改善の続きです。

アロマセラピーによる認知症の中核症状の改善効果について、ネット上では一般人からの報告が見当たりません。
これは、アロマに効果がないことを示すのではないかと疑わざるをえません。


1. 効果が出ない原因


この点について参考になるのは、アルツハイマー改善ブログを管理するアルハカ氏の指摘です。
同氏は、主に海外の医療文献を多く参照した上で、オイルの選定や使い方について次のように述べています。

・品質は重要だが、特にローズマリー、ラベンダーについては、品質とは別にブランドや抽出時期によっても成分に変動があり、それが効果に影響する可能性がある。

・臨床研究で明らかな効果が出ているのは、鼻の近く、顔、腕などに塗布しているケースが多い。就寝前に使うラベンダーなら、枕に垂らすなど。あまり使用量を節約しすぎないこと。

皮膚に直接塗る場合は、キャリアオイルで薄めること。
(管理人より:キャリアオイルとは、前の記事で出てきたファーナスオイルと同じで、精油を薄めるオイルです)

・オイルをディスポーザーやディフューザーで噴霧した場合は、明確に改善したと言えるほどの効果が出ていないケースが多い。
(管理人より:ここで言うディスポーザーとは何なのかは分かりませんでした。普通は、流し台の排水の所にある生ゴミ処理機を言います。
ディフューザーは、オイルを染み込ませて香りを拡散する芳香器です。電気式と皿型があり、前者はファン式と加熱式などがあります)


・「アロマペンダントは良い代替案かもしれない」

 参照および引用⇒アロマの効果について調べてみた。(認知症・アルツハイマー)

これをまとめると、
① オイルのブランドや抽出時期による成分の違いが効果を左右しうる。
② オイルが鼻の近くにあるか、皮膚に塗布していることが大事。節約しすぎない
③ ディフューザーを使った場合の効果は薄く、アロマペンダントの方が可能性大。
となります。

さらに①に付け加えると、原料となる植物の産地によっても効果が全然違うとされているようです。
 参照⇒アロマテラピーで認知症を予防!すぐに見られる効果もあった!?

②について想起されるのは、重度の患者の中核症状を改善させた琉球大学チームの研究です。
同チームが言うように(前の記事参照)、有効成分を皮膚から直接吸収させることによる効果は大きいのかもしれません。

また、後で述べますが、純度100%でないオイルや価格の安いオイルは効果がありません。



2. 対策


従って、対策としては、

① 効果がない場合は、オイルのブランドを変更して効果の違いを見る。
また、効果がなかったブランドを、ある程度の期間(おそらく数ヶ月)を空けてから再び買い、使ってみる

② 薄めて腕や首、肩などに塗る
どうしても塗る手間がとれない場合は、アロマペンダント(または後述するクリップ)を使う。
量を節約しすぎないこと。

③ 純度100%のオイルを使い、安物を避ける

等になりそうです。

これらの条件を全部クリアしないと、効果が出ないのかもしれません。
と言っても、アルハカ氏の考察も、実証的なものではなく、あくまで推測であって、可能性を示唆するにとどまると思われます。
よって、全部をクリアしても効果があるという保証はできません。

しかし、アロマは健康上のリスクは極めて小さいので、できるだけのことは、やってみる価値があると思います(リスクについては次項の〔③ 禁止事項〕と〔④ 副作用〕を参照)。

特に、塗布法を用いる琉球大学の方式は、単に世に知られていないだけで、良好な結果を得られる可能性が高いのではないでしょうか(管理人の意見です)。



3. 実践に際しての注意点


① オイルの種類


浦上教授の実験で使用されたオイルのうち、ローズマリーとラベンダーについては複数の種類があり、それぞれ正しくはローズマリー・カンファーと真正ラベンダーを指すようです。
このことは、いくつものサイトが共通して指摘していますし、実際にこれらのオイルをブレンドした製品が何種類も販売されているので、間違いありません。

また、実験で用いられたとおり、ローズマリー・カンファーとレモンは昼用、真正ラベンダーとオレンジ・スウィートは夜用です(割合はどちらも2:1)。
昼用は交感神経を優位にして体を活発に活動させ、夜用は副交感神経を優位にしてゆったりとした気分にさせるという、それぞれ異なる働きをします。
昼と夜、どちらも2時間ずつ使います。
 

② オイルの選び方


化学合成物や他の原料が混じったものでは効果がないため、天然成分100%のもの(精油:エッセンシャルオイル)が推奨されています。
天然ものは、瓶のラベルに「精油の学名」(ラテン語)と「ロット番号」(産地や製造年などが細かく調べられる管理番号)が記されているそうです。

また、前の記事で述べた、深夜に何度も起きる重度の患者さんのケースでは、価格の安いオイルに切り替えると全く効果がなかったそうです。

③ 禁止事項


嗅ぎすぎないこと(香りが強いので、気分が悪くなったり頭痛が起こる場合がある)。
肌に直接つけたり、目に入らないようにすること。
飲まないこと(中毒症状を引き起こす危険がある)。
などが指摘されています。
ただし、既に触れたように、肌につけるときはファーナスオイル(キャリアオイル)で薄めれば良いようです。

 上記①、②につき、参照⇒【たけしの健康エンターテイメントみんなの家庭の医学~認知症予防アロマ】ジョブチューン | 湘南藤沢辻堂のパフュームセラピストのブログ
 ②につき、参照⇒精油のニセモノには気をつけろ! その2 (鈴木泰子氏〔助産師・看護師・医療ライター〕)
 ⇒アロマテラピーで認知症を予防!すぐに見られる効果もあった!? (前掲ブログ)
 ①、②、③につき、参照⇒認知症の予防改善にアロマオイル驚きの効果?
 ⇒認知症予防とアロマの驚くべき新事実

④ 副作用


同居者に妊娠中の女性や高血圧、低血圧、てんかんの人がいる場合は、アロマを使う前に医師へ相談する
・ラベンダー、ローズマリー、レモンは通経作用があるため、妊娠初期の人は使用を控える
ラベンダーは血圧降下、ローズマリーは血圧上昇を促す成分が含まれるため、持病に影響を与える可能性がある
と指摘されています。
 参照⇒認知症予防とアロマの驚くべき新事実 (前掲サイト)

⑤ その他


琉球大学のチームは、実験にあたって「ナード・アロマテラピー協会」認定のトレーナーから指導・助言を受けています。
不明の点はトレーナーに質問すると良いでしょう。
 同協会については、参照⇒NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会



4. 用意するもの


オイルのほか、ディフューザーが必要とされますが、当ブログでは上に述べた理由から、皮膚に塗る方法をお勧めします。

もしオイルを塗る時間がないまま外出されるなどの場合は、首から下げるアロマペンダントか、服のポケットなどに取り付けられるクリップをお勧めします。

節約するなら、オイルをハンカチに染み込ませて胸ポケットに入れるだけでも良いかもしれません。ただし、オイルの染み込んだ部分がポケットの外に出るようにします(管理人の意見です)。

↓前の記事で述べた、深夜に何度も起きる重度の患者さんに効果のあったオイルです。
原料の産地はスペイン、イタリアなど全て海外です。




「消臭力」や「ムシューダ」をつくっているエステー社の製品です。価格が安いので少し怪しい気もしますが、有名メーカーなので変なものではないと思います。参考までに。



↓クリップ型ディフューザーです。ペンダントより価格が安い分、浮いたお金をオイルに回せます。
ただ、外出先で外れて無くすこともあるでしょうから、二つぐらいあった方がいいかもしれません。


↓参考までに、アロマペンダントです。高いけど、クリップほどは外れることはありません。


↓琉球大学の研究チームが使ったオイル3種とファーナスオイルです。








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