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虫歯の進行を自力で止める2-6 ~クリニカクイックウォッシュ

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お勧め度・・・???(当ブログ管理人は、この製品をまだ使っていないため、お勧め度は無しです)

前の記事(虫歯の進行を自力で止める2-5 ~システマEX 口内殺菌のリスク【超重要】)では、虫歯菌を殺菌する方法として、システマEXをご紹介しました。ただ、この製品は虫歯菌を殺す可能性があるにとどまるものであり、確実に殺菌できるという保証はできません。

しかし、もしシステマEXでバイオフィルム内の虫歯菌の殺菌が無理であったとしても、まだ次の手があります。

この記事では、口内殺菌とは異なる方法で、虫歯の進行を止めるのに役立つ可能性のある製品として、ライオン社から発売されている洗口液「クリニカクイックウォッシュ」をご紹介します。


1. クリニカクイックウォッシュとは


クリニカクイックウォッシュは、歯垢を分解するための洗口液です。
これに配合されるデキストラナーゼ酵素は、口に含んで、ゆすぐだけで歯垢(バイオフィルム)を分解・除去する日本で唯一の薬用成分とされています。

歯垢は虫歯菌の巣ですから、これを除去できれば、虫歯菌を殺菌したのと同じことになると言えましょう。
そして、液体ですから、歯ブラシの毛先の届かない、歯と詰め物の隙間の奥まで入り込み、そこにある歯垢も取り除くことが期待できそうです。



2. クリニカクイックウォッシュの歯垢分解力


では、この製品を使うことで、歯垢はどれだけ分解できるのでしょうか。
この製品についてライオン社では、外出先など、どうしても歯磨きできない時の使用を勧めており、また「毎日の歯磨きに加えて、ご使用下さい」としています。
 参照⇒クリニカクイックウォッシュ | 製品ラインアップ | ライオン

つまり、この製品の単独使用では歯垢を完全には分解・除去できないことを示唆しているようです。

そもそも歯垢は、虫歯菌が砂糖を代謝してできる粘着性の物質に細菌が凝集したり、細菌が食べかすに取りつき、これを栄養として繁殖することで形成されます。
口の中の細菌の数は個人差がありますから、歯垢のできやすさ、従って歯垢の量は個人差があるはずです(当ブログ管理人の見解です)。
また、歯並びによる歯の磨きやすさの違いや、唾液の分泌量(=抗菌力)の違いによっても、歯垢の量には差が生じると考えられます(同じく管理人の見解です)。

であれば、歯垢の量が比較的に少ない人については、このクリニカクイックウォッシュのみでも、歯垢をほぼ全て分解できる可能性があります(管理人の推測です)。
そして、歯と詰め物のすき間など、歯ブラシの毛先の届かない所の歯垢も除去することで、虫歯の進行を止めることが期待できます(管理人の見解です)。

ただ、メーカーがそのようなことを言ってしまうと、歯垢の量が多いことを自覚していない人が、この製品の単独使用に頼って歯磨きを怠り、その結果、歯垢を落としきれずに虫歯になる危険もありえます。
ライオン社がこの製品と歯磨きとの併用を勧めるのは、そのような事態を避けるためではないかと考えられます。
そして、それはメーカーとして正しい姿勢です。

ゆえに、同社が歯磨きとの併用を勧めていても、それは、歯垢の少ない人なら、クリニカクイックウォッシュの単独使用で歯垢の完全な分解・除去が不可能であることを示すものではないと推測できます。
ただし、念のため歯磨きはきちんと行なう方が無難であることに変わりはありません。



3. クリニカクイックウォッシュが有効な体質は?


ちなみに、私は今まで超音波や電動の歯ブラシも、歯間ブラシやデンタルフロスも使ったことがありません(一ヶ所だけ、すぐ野菜などがはさまる場所があって、そこだけ糸ようじを使います)。
にもかかわらず、これまで虫歯になったのは、昔からどういうわけか磨かないクセのあった奥歯の噛み合わせの部分と、チョコをやたら食べていた時期にできた、奥歯の側面一ヶ所だけです。
奥歯の側面の虫歯は、少しくぼんだだけで完全に進行が止まっています。

このことから、私は歯垢のできにくい(=量が少ない)体質なのかもしれません。
私はこのクリニカクイックウォッシュを使っていませんが、私と同じように虫歯になりにくい方なら、この製品を試してみる価値はあると思います。

逆に、歯垢のできやすい方や、歯垢はそれほどでなくても虫歯の進行が心配な方は、別の記事でご紹介したアパガードや、この次の記事でご紹介する乳酸菌などを、この製品と併用すると良いでしょう。
アパガードは歯垢除去効果があり、一部の乳酸菌は歯垢分解効果があります。
あるいは、パーフェクトペリオやシステマEXで、残っている歯垢を殺菌されると良いと思います。
歯と詰め物の間にすき間があって、その奥の歯垢が取れない方も同様です。

虫歯の進行の阻止は、失敗が許されません。この場合の失敗とは、神経(歯髄)を菌にやられることですから、そうなると神経を抜く治療を余儀なくされます。
そのような事態に至るまでに、複数の製品を使ってでも、進行を食い止めるのが適切と考えます。



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[ 2017/08/11 01:28 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 製品編 | TB(0) | CM(-)

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