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虫歯の進行を自力で止める1-2 ~押さえておくべき虫歯の基礎知識 ②

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ここから記事本文です。

虫歯の進行を自力で止める1-1 ~押さえておくべき虫歯の基礎知識 ①の続きです。


1. 虫歯菌は殺せるか


糖類一切抜きの食生活が無理なら、殺菌作用のある薬剤などで虫歯菌を殺せば良いのではないか、という発想が出てくるわけですが、一般的に虫歯菌は完全には殺すことができない、と言われています。
というのも、普通は、虫歯菌の巣である歯垢(バイオフイルム)の内部には薬剤が入り込めないからです。
 参照⇒「バイオフィルム」ってなに? | ますだ歯科

しかも、やっかいなことにバイオフイルムは水や唾液には溶けにくく、また接着性が強いため洗い流すこともできません。
それどころか、表面は歯ブラシで落とせますが、内面(歯にくっついた側)は歯ブラシでも落とせないと言われています。
 参照⇒しのざき歯科医院 虫歯の話

詰め物の下など、歯ブラシの毛先の届かない所にあるバイオフィルムは、なおさらです。
そうなると、ますます、歯垢が残っていても虫歯を防ぐ方法が必要になってきます。

あきらめずに調べてみると、なんとかバイオフィルム内の虫歯菌を殺したり減らす可能性のある製品が見つかりました。
たとえば、一部の歯科医院でも使われている「パーフェクトペリオ」という殺菌水や、ライオン社の液体歯磨き「システマEX」です(ただし、いずれも臨床試験レベルまで行っていないので、あくまでも『可能性のある製品』です)。

また、乳酸菌やライオン社の洗口液「クリニカクイックウォッシュ」など、歯垢を分解する作用をもつ製品もあります。
さらに、フッ素やMIペーストの使用など、虫歯菌による酸の産生や脱灰を抑えることで虫歯の進行を止める方法も発見できました。

このブログの他の記事(全記事一覧から飛んでください)で、それらの製品の詳細をお伝えするとともに、詰め物と歯の隙間にある虫歯の進行を阻止するうえで、私がそれらを使用した結果もご紹介いたします。



2. 虫歯になりやすい体質


虫歯になりやすいかどうかは個人差があります。普段から甘い食べものは控えていて、歯磨きもきちんとしているのに、虫歯になりやすい人がいます。
この次の記事でご説明する食習慣に問題がなければ、それは体質が原因です。

虫歯になりやすい体質には、次のものがあります。

① 唾液の緩衝能が低い
緩衝能とは、飲食によって歯垢の中が酸性になったとき、唾液の中の重炭酸塩がこれを中和する力です。
この力が低いと、歯垢内が酸性化している時間が長くなり、その間歯は脱灰し続けるので、虫歯が発生・進行しやすくなります。

② 唾液の量が少ない
唾液には、緩衝能のほか、口の中を洗浄する働きや抗菌作用がありますから、唾液の分泌量が少ないと、虫歯菌の増殖を抑えにくくなります。

③ 口の中の虫歯菌の数が多い
言うまでもなく、虫歯菌の数が多いほど、虫歯のリスクは高まります。

④ 歯の質が弱い
歯の形成段階での石灰化が不十分で、エナメル質や象牙質の無機質が不足している場合、虫歯に弱い歯となります。

⑤ 歯並びが悪い
歯並びが悪いと、歯ブラシが届きにくい部分ができ、そこに歯垢がたまって虫歯が発生しやすくります。

以上、①から⑤まで、参照⇒虫歯になりやすい!?サリバテスト(唾液検査)でむし歯リスクが判明 | 長谷川歯科医院
 ⇒歯磨きしても虫歯になるのはなぜ?? (かみむら歯科クリニック)

食習慣に問題がないのに虫歯になりやすい方は、歯科医院で唾液検査を受けてみられると良いでしょう。上記①から③までが分かります。


虫歯の進行を自力で止める1-3 ~知らないとヤバい基本の方法 ①に続きます。


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お手数をおかけして申し訳ございません。「大人の事情」です。

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[ 2017/09/23 21:04 ] 歯の病気(虫歯) 虫歯 基礎編 | TB(0) | CM(-)

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